相澤広記准教授が,2024 年 5 月 28 日に開催された日本火山学会 総会において日本火山学会優秀学術賞を受賞し,藤田英輔会長から表彰されました.この賞は,火山学における優れた学術的業績を収めた研究者に与えられ,独創性や新規性の高い研究、学術的な貢献度が評価されます.
相澤准教授は,電磁気学的手法による野外観測を主体とした研究と多角的なアプローチにより,数多くの優れた研究成果を発表してきました.特に今回は
・火山対浅部における粘土層が火山性流体の挙動に及ぼす影響の研究
・3次元比抵抗構造とその解釈によるマグマ上昇過程のモデル構築
・長期連続観測による水蒸気噴火の前駆現象の研究
などの観測・研究が評価され,
「電磁気学的観測・実験・計算に基づく火山噴火準備過程及び噴火現象の総合的研究」
というタイトルで授賞されました.