
2026年8月21日より、熊本県の緑川沿いの光ファイバーケーブルを用いて、DAS観測(分散型音響計測)を開始しました。
DAS観測は、光ファイバーケーブル自体をセンサーとして、数十kmの長さのケーブルに沿って、数m間隔で振動データを取得することができる観測手法です。従来の地震観測と比べると、超高密度な観測データが得られることが特徴です。
当センターでは、本年2月から3月にかけて、同じ場所でDAS観測を実施しておりました(その時の記事)
光ファイバーケーブルは緑川と御船川に沿って敷設されていて、途中で日奈久断層を横切っています。令和8年熊本地震が発生したことを受け、再び臨時で観測を開始しました。この地震では日奈久断層で破壊が生じたと考えられていて、光ファイバーケーブルは、ちょうどその上を横切っています。
活発に発生している余震活動を詳細に捉えることに加え、地震前に行った計測と比較することにより、令和8年熊本地震による断層の不均質構造の変化を検出できるのではないかと考えています。
この観測の実施にあたっては、国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所、および緑川下流出張所の皆様にご協力いただいております。



