熊本・霧島保守 2022.10

10/3-4の日程で、当センターが熊本県内に設置している地震観測点(14ヶ所)と霧島山のアレイ観測点(13地点)の保守作業を行いました。

データ回収や電池交換作業に加え、調子の悪い観測点では地震計やデータロガーの交換も行いました。

1つの観測点につき半年間で単一電池24本を使用します。電池交換だけでも大変な作業です。

松本教授、江本准教授、技術職員の内田さん、鈴木くん(M2)、太佐くん(M1)、河野くん(B4)に加え、研究室配属前である学部3年生の重松くん、中村くん、永山くん、平田くんが観測に参加しました。

ケーブルが切断していたり、GPS衛星の捕捉がうまくいかなかったりと、作業に時間のかかる観測点もありました。さまざまな状況を想定した事前の準備が非常に重要になります。

地震観測点は、人間活動によるノイズを避けるため、山の中に設置してあることが多く、ハチ・ムカデ・クモ・アリといった虫と戦いながらの作業にもなりました。