地震火山科学研究会 2023

9月 4, 2023

9/3-4の日程で、地震火山科学研究会を島原の地震火山観測研究センターで行いました。

今年で2回目の研究会ですが、発表テーマの指定はせず、少し異なる専門分野の研究者が集まって、研究の幅を広げようという研究会です。

発表時間も長くても短くてもOKということでしたが、途中で議論が盛り上がり、結局1人1時間ほどの発表となりました。

緩く、楽しく(もちろん真面目に)、刺激の多い研究会となりました。

プログラム

    • 松島 健(地震火山観測研究センター)
      霧島硫黄山火山の最近の火山活動について
    • 稲倉 寛仁(西日本技術開発)
      Aso volcano, Japan: assessing the 100-year probability of a new caldera-forming eruption based on expert judgements with Bayes Net and Importance Sampling uncertainty analysis
    • 相澤 広記(地震火山観測研究センター)
      比抵抗で見るホットフィンガーの先っぽ
    • 山本 順司(地球システム化学)
      マントル捕獲岩からプルーム成分を抽出する試み
    • 寅丸 敦志(岩石循環科学)
      マグマだまりの過飽和の証拠としてのPheno-bubbleは存在するか?
    • 久保 友明(地球内部物質学)
      次世代放射光を利用した地震火山物性研究の検討
    • 江本 賢太郎(地震火山観測研究センター)
      浅部構造の推定は何に役立つか?
    • 松本 聡(地震火山観測研究センター)
      地震のマグニチュード―頻度分布:b値と地震モーメント比で応力・強度の状態はわかるのか?