
9/3-4の日程で、地震火山科学研究会を島原の地震火山観測研究センターで行いました。
今年で2回目の研究会ですが、発表テーマの指定はせず、少し異なる専門分野の研究者が集まって、研究の幅を広げようという研究会です。
発表時間も長くても短くてもOKということでしたが、途中で議論が盛り上がり、結局1人1時間ほどの発表となりました。
緩く、楽しく(もちろん真面目に)、刺激の多い研究会となりました。
プログラム
- 松島 健(地震火山観測研究センター)
霧島硫黄山火山の最近の火山活動について - 稲倉 寛仁(西日本技術開発)
Aso volcano, Japan: assessing the 100-year probability of a new caldera-forming eruption based on expert judgements with Bayes Net and Importance Sampling uncertainty analysis - 相澤 広記(地震火山観測研究センター)
比抵抗で見るホットフィンガーの先っぽ - 山本 順司(地球システム化学)
マントル捕獲岩からプルーム成分を抽出する試み - 寅丸 敦志(岩石循環科学)
マグマだまりの過飽和の証拠としてのPheno-bubbleは存在するか? - 久保 友明(地球内部物質学)
次世代放射光を利用した地震火山物性研究の検討 - 江本 賢太郎(地震火山観測研究センター)
浅部構造の推定は何に役立つか? - 松本 聡(地震火山観測研究センター)
地震のマグニチュード―頻度分布:b値と地震モーメント比で応力・強度の状態はわかるのか?