光ファイバーケーブル自体をセンサーとして振動を計測するDAS観測を熊本において開始しました。このDASと呼ばれる手法では、ケーブル(数十km)に沿って、数m間隔でデータを得ることが可能で、超高密度な振動記録が得られ、震源決定や地下構造構造推定を詳細に解析することを目的としています。
国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所および熊本維持出張所のご協力のもと、国道3号沿いに敷設された通信用光ファイバーケーブルを使用しています。
江本准教授と濱中くん(M1)が設置作業を行いました。
国道3号は交通量が多く、地震の解析は一筋縄ではいきませんが、貴重で膨大なデータの中から重要な情報を引き出していきます。