第2回日本台湾DASワークショップ

2025年6月19日,20日に桜島で第2回日本台湾DASワークショップが行われました。

DAS(分散型音響計測)と呼ばれる観測手法を用いた地震や火山に関する研究を推し進めるため、日本と台湾の研究者が集まって行われたワークショップです。昨年8月に日本側の一部メンバーが台湾を訪れたのが初回で、今回の2回目は桜島を舞台に、京都大学桜島火山観測所での研究発表会と巡見が行われました。

日本側は、東北大学、京都大学、防災科研と当センターが参加し、台湾側からは、中央研究院、台湾火山観測所、国立陽明交通大学、国立中央大学、国立台湾大学と様々な機関の研究者・学生が参加しました。

DASは、光ファイバーケーブルを利用して非常に高密度に地震波を観測することができる手法で、近年地球科学の分野で盛んに観測が行われるようになり、これまで見えてこなかった世界が見えつつあります。

様々なデータ、バックグラウンドを持つ研究者が集まることで、アイデアを融合させ、革新的な研究につながることが期待されます。